ご依頼のきっかけ
さいたま市の築28年のご住宅にお住いの方からこれまで一度もメンテナンスを行ったことがなく、ネットで調べると不安になりましたので一度見ていただけますでしょうかとご相談をいただきました。
実際現場に伺うと、築28年ということもあり、屋根に関しましてはひび割れや一部欠けている状態で、屋根を固定しているビスが浮いている箇所もございました。さらに、外壁部分はクラックと言われるひび割れやチョーキングと言われる触ると白い粉が付く劣化症状がございました。これらは、屋根外壁ともに経年劣化の症状になりますので、このまま放置しておくと最悪の場合雨漏りなどの被害に繋がります。
その為今回、外壁は塗装工事を行い、屋根は既存の屋根材が「コロニアルNEO」というもので、こちらは塗装工事を行うことができないものですので、上から新たな屋根材を葺くカバー工法を行いました。
施工前
こちらが屋根の施工前になります。ご覧のように屋根全体が色褪せ、さらにはひび割れていることが分かります。これらは屋根本来ある防水機能や紫外線からの保護機能が低下していることを示しています。
施工中
既存の棟板金を撤去し、屋根全体にルーフィングという防水シートを張ってまいります。ルーフィングを張ることで雨水がご住宅内部に侵入することなく屋根の外に雨水を逃がしてくれます。
屋根葺き
ルーフィングの上から「スーパーガルテクト」という新たな屋根材を葺いてまいります。こちらはコロニアルNEOより耐用年数が長く、金属製の屋根材ですので軽量かつ耐久性が高い屋根材になっております。また、最長25年の保証期間がございますので、施工後も安心してお過ごしいただくことが可能です。
棟板金
屋根を葺く際にどうしても頂上部分に隙間が出来てしまいます。そのまま放置しておくと当然雨漏りが起こりますので、上から板金を取り付けます。
棟板金を取り付けるために、まずは、貫板と言われるものを設置いたします。木材のものもございますが、今回は樹脂製のタフモックを使用いたしましたので、雨水による腐食などのリスクも軽減することが出来ます。
▷参考サイト：屋根の「棟板金」とは？役割や注意すべき劣化状態について
屋根完工
貫板に棟板金をしっかり取り付け、完工になります。施工前のビスの浮きというのは棟板金を固定するビスが浮いていましたので、最終工程まで丁寧に施工いたします。
▷参考サイト：屋根のカバー工法とは？特徴やメリットなどを徹底解説
外壁塗装
高圧洗浄
塗布作業に入る前に、まずは外壁についている汚れやコケをきれいに洗い流してまいります。
塗布
綺麗に汚れを落とした後、実際に塗布作業に入ってまいります。
塗布作業は1回の塗布ではなく複数回に分けて塗布してまいります。その理由といたしましては、塗料を複数回に分けて塗布することで、塗膜と言われる塗料の層を形成することが出来ます。厚い塗膜を形成することによって、外壁を雨漏りや紫外線から守る耐久性が向上するためでございます。
また、今回使用している塗料は関西ペイントの「ダイナミック無機」でございます。
付帯部塗装
外壁のほかにも軒天や雨樋も劣化しておりましたので、塗装作業を行いました。
これにて完工です。
担当者からのコメント
この度はさいたま市にある「さいたま市の屋根やさん」にご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。今回は、築28年のご住宅で一度もメンテナンスを行ったことがないということでご相談をいただきましたが、屋根は屋根材によって耐用年数が設けられています。耐用年数は凡そですので、メンテンナンスを行っているか、点検を行っているかで変化いたします。また、今回のように塗装工事ができない屋根材もございますので、事前に調べておく必要がございます。
さいたま市にて屋根修理や雨漏り修理をお考えの方は「さいたま市の屋根やさん」までご相談ください。
▷参考サイト：屋根材「コロニアルNEO」とは？特徴やメンテナンス方法を解説
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