カテゴリー: 棟板金

  • さいたま市にて屋根修理、棟板金交換

    さいたま市にて屋根修理、棟板金交換

    ご依頼のきっかけ

    さいたま市のご住宅にお住いの方から築24年ほどになるのですが、棟板金が少し浮いているような気がするので一度みていただきたいとご相談をいただきました。
    実際現場に伺うと、お客様のお話の通り棟板金という屋根の頂上部分にある板金部分が少し浮いている状態でございました。棟板金が浮く要因としましては、固定しているビスが緩むということが挙げられます。ビスが緩み棟板金が浮くと当然その隙間から雨水が侵入し、雨漏りが発生するという危険性がございます。また、棟板金の隙間を埋めるコーキング材も劣化しておりましたので棟板金を全て撤去し、新たな棟板金を設置いたしました。

    施工前

    こちらが施工前になります。固定しているビスが錆びなどの経年劣化の影響で緩んでいるため、浮いている状態でございました。

    施工中

    棟板金は棟板金本体とその下に貫板と言われる棟板金を固定するために用いる木材があるのですが、これらすべてを一度撤去いたします。
    ご覧のように変色し、かなり腐食していることが見受けられます。

    貫板設置

    新たに貫板を設置いたします。今回施工した貫板はタフモックと言われる樹脂製の貫板になりますので、雨水の影響をそれほどうけないため一般的な木材の貫板に比べ耐久性が高いものになります。
    ▷参考サイト:樹脂製貫板「タフモック」とは?特徴やメリット・デメリットを解説

    棟板金設置

    貫板の上から棟板金を設置いたします。この際に固定するビスが少しでも緩んでしまうと、耐久性に大きな影響を及ぼしますので丁寧に施工してまいります。
    ▷参考サイト:屋根の「棟板金」とは?役割や注意すべき劣化状態について

    コーキング

    最後にどうしても出来てしまう小さな隙間にコーキング材で充填いたします。このように、コーキング材を用いることで雨水の侵入経路を未然に防ぎ、雨漏りのリスクを軽減しております。
    ▷参考サイト:屋根の雨漏りはコーキングで修理できる?手順や注意点を解説します

    完工

    これにて完工になります。

    担当者からのコメント

    この度はさいたま市にある「さいたま市の屋根やさん」にご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。今回は、棟板金が少し浮いているということでご相談をいただきましたが、屋根の劣化症状で棟板金の浮きというものはかなり危険な状態でございます。隙間からの雨漏りは当然の問題ですが、その他にビスの固定が緩み、その後風の影響で棟板金が外れ、飛ばされてしまうという事例もございます。この場合ご自宅の修理に加え、他のご住宅に被害が出た際の近隣トラブルも起こりうるケースですので、様々なトラブルに発展しないよう、未然にメンテナンスを行う必要がございます。
    さいたま市にて屋根修理や外壁塗装を行う際は「さいたま市の屋根やさん」までご相談ください。